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4,700人が答えた「生きがい」調査|家族・旅行・推し活…50代からの充実のカギ

全国4,700人が答えた「生きがい」とは?

「あなたの生きがいは何ですか?」——そう聞かれて、すぐに答えられるでしょうか。

ソニー生命保険が全国の20〜59歳の男女4,700人(各都道府県100人)を対象に行った「47都道府県別 生活意識調査2025-26年版(恋愛・家族編)」では、生きがいに関する興味深いデータが明らかになりました。

家族団らん、旅行、グルメ、推し活、SNS——。人々が「生きがい」と感じるものは実にさまざまですが、そこにはある共通点が浮かび上がってきます。今回は、この調査データをもとに、50代からの人生をより豊かにするヒントを探ってみたいと思います。

「家族団らん」が生きがい——鹿児島県36%がトップ

「家族団らんが生きがい」と答えた人の割合を見ると、1位は鹿児島県で36%。2位の愛媛県(33%)、3位の宮崎県(32%)と続き、九州・四国エリアが上位を占めました。富山県・香川県・佐賀県・熊本県も31%で並んでいます。

この結果から見えてくるのは、地域のつながりが強い土地ほど、家族との時間を大切にしているという傾向です。核家族化が進む都市部に比べ、三世代同居や近居が多い地域では、日常的に家族と顔を合わせる機会が自然と生まれるのかもしれません。

50代を迎えると、子どもの独立や親の介護など、家族のかたちが変わる時期でもあります。だからこそ、意識的に家族と過ごす時間をつくることが、生きがいの再発見につながるのではないでしょうか。

旅行・グルメ・推し活…多様化する「人生の楽しみ」

生きがいは家族だけに限りません。調査では、さまざまな「楽しみ」が浮き彫りになりました。

  • 旅行が生きがい:1位 京都府(41%)、2位 愛知県・滋賀県(各40%)
  • グルメ・スイーツが生きがい:1位 佐賀県(36%)、2位 鹿児島県(35%)
  • 推し活が生きがい:1位 新潟県(25%)、2位 三重県(24%)

注目したいのは、「推し活」を生きがいにしている人が4人に1人もいるという点です。アイドルやスポーツ選手、俳優など、「推し」の存在が日々の活力になっている方は少なくありません。

50代・60代の方には「推し活」という言葉に馴染みがないかもしれませんが、その本質は**「好きなものを通じて人とつながること」**です。同じ趣味を持つ仲間と感動を共有したり、イベントに一緒に出かけたりする——。年齢に関係なく、新しい楽しみを見つけるきっかけになるかもしれません。

夫婦のかたちは十人十色——都道府県で見える家族のあり方

同調査では、夫婦関係に関するユニークなデータも公表されています。

家事・育児への参加

  • 家事メン(夫もよく家事に参加)が多い:1位 新潟県(45%)
  • イクメン(夫もよく育児に参加)が多い:1位 広島県・大分県(各42%)

家族への想い

  • 「家族を大切にしたい」と答えた人が多い:1位 奈良県(75%)
  • 「親の介護には積極的に携わりたい」:1位 山梨県(51%)

奈良県では**4人に3人が「家族を大切にしたい」**と答えています。この数字には、家族への深い愛情だけでなく、身近な人との関係を丁寧に育てたいという思いが表れているように感じます。

夫婦のかたちに正解はありません。大切なのは、お互いの存在を当たり前だと思わず、感謝を言葉にすること。50代を過ぎてからの夫婦関係は、これまでの延長ではなく、新しい関係を築き直すチャンスでもあります。

「SNSが生きがい」18%の意味——デジタルなつながりの可能性

意外に思われるかもしれませんが、「SNSが生きがい」と答えた人も少なくありません。

  • 1位 富山県(18%)
  • 2位 長崎県(17%)
  • 3位 香川県(16%)

SNSと聞くと「若者のもの」というイメージがあるかもしれません。しかし、この数字が示しているのは、オンラインでのつながりが、確実に人々の生きがいになっているという現実です。

地方に住んでいても、体調に不安があっても、SNSを通じて同じ趣味や関心を持つ人とつながれる。これは、特に50代以降の方にとって大きな可能性を秘めています。

対面での付き合いが減る世代だからこそ、デジタルツールを活用した新しいつながりの形に目を向けてみてはいかがでしょうか。

50代からの生きがいは「つながり」の中にある

ここまで調査データを見てきて気づくことがあります。家族団らん、旅行、推し活、SNS——。一見バラバラに見える「生きがい」ですが、その根底には**「人とのつながり」**という共通項があるのです。

  • 家族団らんは、最も身近な人との絆
  • 旅行やグルメは、誰かと体験を共有する喜び
  • 推し活は、同じ熱量を持つ仲間との一体感
  • SNSは、距離や時間を超えたつながり

50代を過ぎると、職場の人間関係が変わったり、子どもが巣立ったりと、これまで自然にあった「つながり」が薄れていくことがあります。だからこそ、「自分にとっての生きがいは何か」を見つめ直し、新しいつながりを自分から作っていく姿勢が大切になってくるのではないでしょうか。

まとめ

ソニー生命の調査は、「生きがい」の形は地域によって、人によってさまざまであることを教えてくれます。しかし同時に、どの生きがいも「人とのつながり」を土台にしているということも見えてきました。

生きがいを見つけるために、何か大きなことを始める必要はありません。家族に「ありがとう」と伝えてみる、新しい趣味のコミュニティに顔を出してみる、SNSで気になるグループに参加してみる——。小さな一歩が、人生を豊かにする新しいつながりの始まりになるかもしれません。

あなたにとっての「生きがい」は何ですか? 今日をきっかけに、ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。

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